自動車部品販売事業部 川口営業所 勤務
川口市内に在住。2018年に入社し、川口営業所へ配属。
1年数ヶ月の期間を経て2019年7月より単独でルート営業を担当。
休日は愛車で長距離ドライブに出かけたり、友人との映画鑑賞でリフレッシュしている。
幼い頃から車が好きで、車に関わる仕事に憧れていました。
ですが、私は口下手なのでディーラーの営業マンは向かなそうだし、器用でもないので整備士は自信がない…。だけど車に関わる仕事がしたい! そんな複雑な気持ちを抱えながら就職活動をしていた時、求人情報サイトで当社の採用情報を見つけ、初めて「部品商」の存在を知りました。
募集概要に「自動車パーツのルート営業」とあり、仕事の流れを読んで、なんとなく理解できました。とはいえ具体的な業務内容が見えにくく、部品商について何も知らなかった自分にできるのか、不安がありながら会社説明会に応募したんです。
自宅から近い川口営業所へ伺い、面接を受けました。緊張の連続で、どんな受け答えをしたのかあまり覚えていないのですが、この日一番良かったのは、職場体験として、先輩(現・川口営業所の係長)のルート営業に同行できたことです。
お客様からの注文品を揃え、営業車に積み込み、実際にお届けして営業所に戻る。この一連の流れを、入社前に体験できたのは、本当に大きかったです。
採用情報の文面ではわからない「現場の空気」を知れたことで、漠然とした不安が消えました。
当社の特徴のひとつとして、タイヤブランド「ルッチーニタイヤ」の日本総代理店業務を行っています。練馬区にあるタイヤ事業部が主体となり、ルッチーニをはじめ、国内・海外のさまざまなタイヤを取り扱っているのですが、積み下ろしは全営業所が協力します。
東京をはじめ、千葉、埼玉、群馬と24ヶ所ある営業所に配属された新入社員たちが加須営業所の倉庫に集まり、一緒に積み下ろしを行うんです。普段会えない同期と一緒に作業したあと、各自が配属されている営業所の話や、仕事の相談など、気軽に交流できるので良い刺激になりますね。
川口営業所は5つのルート営業コースがあり、それぞれ担当が決まっているのですが、1日で回りきれない場合もあります。そこで活躍するのが新人社員です。私は1年と数ヶ月、さまざまなお客様への配達や御用聞きを続けました。
その経験を経て、これまで先輩が担当されていたコースを引き継ぎ、2ヶ月前から単独でルート営業を行っています。
私がいま担当しているお客様は17社です。出社して午前中に2~3社へ伺い、営業所に戻って注文内容などを整理してお昼休憩をとり、注文品を営業車に積み込んで再びお客様の元へ。午後にもう一度、営業所に戻ってきて業務を行い、最終便として出発します。
自動車整備工場や鈑金塗装工場で働かれている方のイメージって、気難しくて頑固そうな感じだと思うんですけど。確かに「職人気質」ですが、実際に話してみるとすごく優しいんです。
それは、川口営業所の先輩たちがこれまで積み上げられてきた信頼関係があるから、新人の私を快く受け入れてくださったんだと、いまは分かります。
単に優しいだけでなく、精神面が鍛えられる場面もあります。先輩から引き継いだ大切なお客様とのつながりをより強くするためにも、ミスをしないように緊張感を持って臨んでいます。
一般的に営業マンって、個人の数字を気にしている人が多いと思うんですが、当社は、みんなで協力して「営業所」の成績を上げることが評価につながります。
当社は24ヶ所の営業所がありますが、入社してすぐ「川口営業所は、空気が違う」と感じました。川口営業所は、各営業所から生え抜きの社員が集められてスタートし、今年で6年目。全営業所の中でナンバーワンを目指しています! 昨年、月別強化品目の売上でナンバーワンとなり、毎年10月に開催される社員総会の場で表彰されました。
私は入社2年目でまだ慣れておらず、ミスをしてお客様に迷惑をかけてしまったことが実際にあります。お客様が希望される部品を見て、写真も撮ってくるのですが、パソコンの注文画面ではイラストが表示されます。写真とイラストを見比べて「この部品だな」と思って注文するのですが、違う商品が届いてしまい…。正直にお客様に謝罪し、取り直しさせて頂きました。
上に向かって邁進している川口営業所の足手まといになりたくない。ミスをする自分がイヤで悔しいので、緊張感をもってどんな仕事にも臨んでいます。効率的に仕事を進めるのは大前提なのですが、早く帰ることより、先輩の業務でお手伝いできることがないか聞くようにしています。
先輩が忙しくしているのに、質問するのは気が引けるのですが、川口営業所の皆さんは全員話しかけやすいので本当にありがたいです。アットホームな雰囲気って、いうのかな。気になることを言いやすくて、ディスカッションしやすい。ちゃんと改善する流れになるところは、大きな魅力だと思います。
お客様から突然、部品のオーダーがあり「どうしても今日欲しい」と懇願され、そのときは、さすがに無理だと思いました。ですが、何か方法がないか先輩に相談し、手を尽くして諦めなかったら奇跡的に確保できたことがあるんです。その部品をお客様に届けたら、本当に喜んでくださったんです。その姿を見て、私も嬉しかったんです。なぜ頑張れるのか、ちゃんと考えたことがなかったのですが、お客様の笑顔を見たくて頑張っているのかもしれないです。
マジメ半分、面白い半分。そういう心持ちで仕事に向き合える人が、向いていると思います。コミュニケーションが好きで、いろいろな意味でメンタルが強い人ですかね!
この先も長く勤務する中で後輩ができたとき、頼られる人になりたいです。困ったときは連絡をくれて、しっかり助けてあげられるように。